元TBSの川田亜子アナウンサー(享年29)の練炭自殺から2週間たって、すごいことになってきた。「最後の恋人」とされる白人外国人が、川田アナの「元カレ」を訴えるという騒ぎになっているのだ。
これをリポートした今週の週刊文春によると、この外国人はアメリカ人平和活動家マット・テイラー氏。来月公開されるテイラー氏監督のドキュメンタリー映画の制作に川田アナがボランティアとして関わったことがきっかけで、2人は親しくなり、自殺直前には川田アナから2通の手紙も受け取っているという。
一方、「元カレ」とは、これまで話題になってきた川田アナの所属事務所幹部のX氏。昨年末に別れている。
で、このX氏がテイラー氏の仕事に関して、川田アナを“脅迫”したり、営業妨害したことが「名誉棄損」になるとして、テイラー氏が訴訟準備中だというのだ。
「裁判はします。日本で弁護士を立て、アメリカの弁護士にも協力してもらい、万全の態勢で臨みます」「自殺当日に書かれた(彼女の)手紙には、自殺に結びつくような、ある事実が書かれていた」と、テイラー氏は語っている。
これは面白いことになってきた。芸能評論家の比留間正明氏が言う。
「実際に裁判に発展したら、芸能史に残る裁判になる。過去のタレントの自殺、たとえば岡田有希子、沖雅也、可愛かずみ……とウワサはいろいろあっても原因や動機がハッキリせず、ウヤムヤに終わってしまった。今回もそうなると思っていた。その意味で、事実関係が明らかにされる意味は大きい。川田アナの芸能事務所が大きいから、配慮して、あまり核心を突かないテレビのワイドショーや芸能マスコミも無視はできないでしょう」
「最後の恋人」が日本人だったら、芸能界のカネや圧力で口を封じられるだろうが、白人の平和活動家ときた。こりゃあ楽しみだ。
(6月15日配信 ゲンダイネット)
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