女子マラソンのシドニー五輪金メダリストの高橋尚子(35)は9日、名古屋国際女子マラソンのレース後の記者会見で、昨年8月に右ひざの手術をしていたことを明らかにした。
もともと持病だった右ひざの半月板がめくれて、関節に入り込んだ状態になったため、内視鏡手術で約50%を切除したという。高橋は「(レースまで)7か月でメスを入れることに躊躇(ちゅうちょ)はあったけれど、挑戦するために手術することを決めた」と理由を語った。
9日のレースで、高橋はトップから18分以上遅れ、2時間44分18秒で27位に終わった。注目される去就については「やりたいこともあるので、もう少し走らせてくださいと(所属先には)話をした。まだまだ陸上生活は続けていきたい」と意欲を見せた。
(3月9日配信 読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080309-00000013-yom-spo
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