【ソウル4日聯合】総合格闘家のチェ・ホンマン選手が、ことし軍に入隊する見通しだ。兵務庁が4日、上半期中にチェ選手の入営通知書が発行されると明らかにした。チェ選手側も「通知が来れば入隊する」と、入隊を延期しない姿勢を示している。
チェ選手は現在28歳で、19歳のときに身体検査を受け4級公益勤務の判定を受けている。身長が218センチメートルあり、以前は身長196センチメートル・体重130キログラム以上の場合は兵役が免除されたが、2006年の法改正でこうした制限規定が廃止された。
また、チェ選手は現在、東亜大学大学院の体育学修士課程に在籍中だが、修士課程の大学院生が入隊を延長できるのは満26歳までで、本来は昨年から公益勤務対象だった。ただ現制度上、公益勤務対象者は病気や入社試験、海外旅行などの理由で服務を最長2年間先送りできる。チェ選手が博士課程に進めば入隊時期を延期することもできるが、年内に修士課程終了に必要な単位をすべて取得することは難しく、ことしの入隊は事実上避けられない見通しだ。
公益勤務を開始すれば、チェ選手は26か月間は試合に出られないだけでなく、芸能活動も規制される。チェ選手のエージェントは、じきに立場をまとめて正式に明らかにすると話している。
(1月4日配信 YONHAP NEWS)
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