昨年10月に行ったオリコン・モニターリサーチにて10~40代の男女1000人を対象に、今までで最も感動したゲームソフトについてインターネット調査したところ「ファイナルファンタジーⅩ」が1位を獲得。特に10代の女性から好まれ「ストーリーがよくできていて、エンディングで泣きそうになった」とのコメントがあった。そんな中、人が感動した時に流す“涙の力”にフォーカスした一風変わったニンテンドーDS用ソフト『99のなみだ』が、今春に発売が決定した。“家族”“恋愛”“結婚”“友情”などをテーマにした200を超えるオリジナルの物語から、ユーザーの“泣きつぼ”に合った99の物語を視聴することでストーリーに引き込まれ、泣いてストレス解消できるというもの。
2006年8月より、人間工学を専門とする早稲田大学・河合隆史研究室の協力のもと開発を行ってきたバンダイナムコゲームスは「近年、感情の高ぶりによって流れる涙とストレス緩和の関係や、そのメカニズムに関する研究が進められています。本作では、そうした“涙の力”に着目し、ストーリーの“泣きのツボ”やパーソナリティとの相関関係の分析、数多くのモニターテストなどを通して、ユーザーに涙を流してもらうことを意図したゲームデザインを行いました」と開発を説明。
その他の特徴として、ゲームをするほど「なみだのソムリエシステム」によって、ユーザーの“泣きつぼ”をマスターが覚え、より泣ける物語に出会えるという。物語を演出するシュールで美しい挿絵も堪能でき、1話につき視聴は15分。
(02月16日配信 オリコン)
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