引っ越し業界大手「松本引越センター」(大阪府四條畷市)は19日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。負債総額は約50億円。
「ゾウのマーク」のテレビCMで知られ、2008年6月期の売上高は60億円で、引っ越し専業では業界5位だ。
松本引越センターの説明によると、昨年9月に松本博文前会長の長男の松本修治・社長(当時)が本社内で自殺したことを契機に信用力が低下して、金融機関が融資態度を硬化させた。さらに最近の原油高で採算が悪化し、同業他社との競合激化などもあって急速に資金繰りが悪化したという。
(9月19日配信 読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000050-yom-bus_all
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