日本のSFアニメの名作「宇宙戦艦ヤマト」のテレビシリーズ全26話をハイビジョン画質で新生した「宇宙戦艦ヤマトTV DVD-BOX」が初回限定生産で2月22日発売される。ヤマトの大ファンという「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督が企画・監修した700分の1サイズのヤマトのプラモデルが特典として付属することが明らかになった。
「宇宙戦艦ヤマト」は、ガミラス星の侵略を受け、放射能に汚染された地球を救うため、旧日本海軍の戦艦大和を改造した宇宙戦艦「ヤマト」がイスカンダル星へ向かうという物語で、「ワープ」や「波動砲」などのSF用語や精巧なメカ、人間ドラマで大ブームを起こし、続編や劇場版が制作された。
特典のプラモデルは、コナミデジタルエンタテインメントの食玩「サンダーバード」の原型を制作した真鍋正一さんに、ヤマトのガレージキットを個人的に制作してもらった庵野監督が、発売元のバンダイビジュアルにプラモ化を提案。ヤマトの企画・原案にかかわった西崎義展プロデューサーが承諾して実現した。庵野監督がアニメを見て、正確な砲塔や艦側面にある窓の位置までこだわって監修、西崎さんの総指揮で制作された。
DVDは、完全初回限定生産で3万9900円。予約は1月24日まで、家電量販店やCDショップ、インターネットショップなどで受け付ける。プラモデル単体の発売予定はないという。
(1月2日配信 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080102-00000004-maiall-ent
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