俳優、高橋克典(43)が主演するテレビ朝日系人気ドラマ「特命係長 只野仁」が来年12月公開で映画化されることが16日、分かった。それに先駆け、年明けにはスペシャルドラマの放送も決定。同作の見どころである派手なアクションや女優陣のお色気シーンは、どちらも健在だ。克典は「映画ならではの只野をみなさんに見ていただけるよう、真剣勝負で臨みたい」と燃えまくっている。
主演ドラマ「オトコの子育て」でダメおやじを好演したばかりの克典が、再び当たり役・只野仁になって帰ってくる。
「特命係長-」は、さえない窓際係長を装った男が、会社の危機を回避するため大活躍する人気シリーズ。平成15年からテレ朝系の金曜ナイトドラマ枠で放送され、克典と永井大(29)の鍛え抜かれた肉体美や、深夜の放送枠をいかした女性のお色気シーンが話題を呼んだ。その人気はシリーズを重ねるごとに上昇。同ドラマ枠の歴代視聴率記録を次々と塗り替えてきた作品だ。
それだけに、同局には映画化を求める視聴者の声が以前から多数寄せられていた。今年1月期放送の新シリーズが前作視聴率を上回ったことが後押しとなり、松竹配給でスクリーン進出が決定。映画版には克典、永井をはじめ、8月にママになった櫻井淳子(34)、三浦理恵子(34)、蛯原友里(28)らレギュラーメンバーが勢ぞろいする。
同局の黒田徹也プロデューサーは「劇場版は只野係長が長期出張で日本各地を巡ることになります。護衛を命ぜられた美人VIPとの愛の逃避行、そして初めて只野が死と向かい合います」とヒントを明かす。スケール感をアップさせるため大物ゲストの出演も検討中。お色気シーンも、放送コードのあるドラマ版よりパワーアップすること間違いなし!?
来年初頭には4度目となるスペシャルドラマの放送も決定し、克典にとっては1年間を通して只野仁として活躍する年になりそう。「ダメおやじを卒業し、映画撮影に向け、食事制限&トレーニングを開始したところです」と気合を入れ、早くも来春のクランクインを心待ちにしている。
(12月17日配信 サンケイスポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071217-00000002-sanspo-ent
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