「誰が一番面白いのか」をコンセプトに、毎年白熱した“ガチンコ漫才”を繰り広げる『M-1グランプリ2008』の開催決定プレス発表会が都内で行われ、前回覇者のサンドウィッチマンを筆頭に、キングコング、笑い飯など、昨年の決勝進出コンビが登場。悲願の初優勝を狙うキングコング・梶原雄太は「優勝できなかったら離婚します。マジです!」と宣言し、今年にかける並々ならぬ意欲を見せた。
M-1開催決定プレス発表会に登場した昨年の決勝進出者たちの様子
昨年は4239組という過去最高の漫才コンビがエントリーした“笑いの祭典”。昨年度覇者のサンドウィッチマンは、優勝賞金1000万のほかに、レギュラー番組やCM出演などが舞い込み、「5月の給料が去年の年収だった」と“M-1需要”の恩恵を受けたことを告白。富と名誉を獲得すべく、今年もさらにエントリー数が上回ることが予想される。
会場に登場した、前回決勝に進出した漫才コンビたちも本年度にかける意気込みは十分だ。毎年優勝候補にあげられながらも未だ優勝経験がなく、“無冠の帝王”のレッテルを貼られている笑い飯は「毎回出場して分かったことは、一生懸命やるということ。今年優勝できなかったらNSC(吉本興業のお笑い養成所)に入ります」と宣言し笑いを誘った。
前回の決勝戦では惜しくも3位に終わったキングコングだが、どの漫才師よりもM-1にかける意気込みは強い。ツッコミ担当の西野亮廣は「前回のM-1が終わってから全国各地で漫才ライブをやってるので、今年は絶対に優勝します」と必勝を誓う。またボケ担当の梶原も「もし、優勝できなかったら離婚します。 マジで離婚したいと思います」と衝撃の宣言。疑いの目を向ける報道陣から「本当ですか?」との問いに相方の西野が「最近、嫁が(実家の)広島に帰っていて、芳しくないみたいで」と突っ込みを入れ笑いを誘った。キングコングの悲願の初優勝の行方と共に、敗れた後の“離婚会見”にも注目が高まることになった。
(7月1日配信 オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000043-oric-ent
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