82年10月より、テレビ朝日系で放送されている人気深夜番組『タモリ倶楽部』の名物コーナー『空耳アワー』の2008年グランプリ作品が14日(金・深夜)発表され、神奈川県の男性が投稿したアッシャーの「コンフェッションズ・パート2(リミックス)」に決定した。「言われてみれば確かに聞こえる」ノミネート39作品からの受賞となる。
『空耳アワー』は視聴者からの投稿された、日本語に聞こえてしまう外国語の歌を、その日本語にちなんだオリジナルの撮り下ろし映像をかぶせて紹介するというもの。深夜ラジオのような肩に力の入らない気軽な進行も受け、短命なコーナーを数多く輩出してきた『タモリ倶楽部』において、唯一の長寿コーナーとして人気。
2008年のアワードのノミネート作品は2週にわたって紹介され、14日(金曜深夜)の放送で発表されたグランプリ作品は、男性シンガー部門にノミネートされていた神奈川県の男性が投稿したアッシャーの「コンフェッションズ・パート2(リミックス)」に決定。オリジナル音源で、電話の着信音に続いて聞こえる「HEY HEY WHAT'S UP?」が、「はい、電話した?」という日本語に聞こえるフレーズに、タモリほか出演者も大喜び。
普段は、タモリとソラミミストの安斎肇(イラストレーター)の2人で進行するコーナーだが、アワード放送時はゲストも多彩。今回は木村カエラ、桜庭和志、NIGOらも登場、英語や音楽に詳しいクリス・ペプラー、近田春夫、マーティ・フリードマンも参加し、オリジナルの歌詞と聞こえる日本語とのギャップなどを解説した。なお、デザイナーとして活躍するNIGOは自らデザインした「タモリ倶楽部Tシャツ」を持参し、グランプリ受賞者に贈った。
(3月15日配信 オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080315-00000002-oric-ent
PR