●日本に帰りたくない!?
北京五輪が終わってほしくない――。フジテレビの渡辺和洋アナ(32)の心境はこんな感じかもしれない。
現在、渡辺は北京五輪中継の担当アナウンサーとして現地に入り、朝の「めざましテレビ」や午前の「ハピふる!」などで競技をリポート。週末はレギュラーの「すぽると!」に平井理央アナと出演して、北京のスタジオでメダルを獲得した日本人選手を取り上げ、笑顔を振りまいた。
しかし、帰国後はとても笑えそうもない。五輪直前に発覚した不倫騒動のツケが回ってくる。
「イケメンアナとして人気者だった渡辺が、不倫相手にエロメールを送っていたことや、ハメ撮りまでしていたことまで報じられただけに、視聴者からの反発はすさまじかった。フジには抗議のメールや電話が殺到し、不倫騒動で番組を降板した山本モナと同じく、渡辺も担当番組を降りるべきという声も大きかった。騒ぎになったのが五輪の開幕直前だったため、手続きの関係などで渡辺は担当から外されませんでしたが、局内には“渡辺はなるべく画面に出さないようにする”という意見もあったほどです」(テレビ関係者)
ここまで騒がれている以上、フジだってこのまま不問に付すわけにはいかない。15日に渡辺には戒告処分が下されたが、さらに厳しい現実が待っているという。
「今回の一件で、渡辺には“不倫”や“エロ”といった色がついてしまった。番組スポンサー、とりわけ主婦向けの家庭用品を扱っている企業はこの手のスキャンダルを嫌がります。渡辺が“朝の顔”として『めざまし』に起用され続けるかどうかは微妙ですよ。帰国後は去年の7月に結婚した妻との関係も修復しなければいけません。仮に離婚に発展するようなことになれば、渡辺のさわやかイメージは完全になくなります」(マスコミ関係者)
渡辺にとって、短い“北京の夏”になるのか。
(8月18日配信 日刊ゲンダイ)
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