“おバカキャラ”で人気のタレント・上地雄輔が3日(日)、都内で自身初のフォトエッセイ『上地雄輔物語』の発売記念握手会を行った。上地はイベント前のインタビューで、同書が累計部数28万部を突破したということから“印税の使い道”について問われると「大人の嫌な質問だな~!」と苦笑いを浮かべ、「何も考えてない」とあっけらかんと答えた。
幼少、青春時代から現在に至るまでの出来事を中心としたエッセイと、故郷である神奈川・横須賀などの思い出の地を巡るオール撮り下ろしの写真などが収録された同書。自身も企画や構成に携わり「紙の生地にもこだわった」(上地)という。タレントや俳優のほか、アイドルユニット・羞恥心としても活躍中で多忙を極める上地は「(同作を)寝ないで書きました。体力的にはきつかったけど、全然苦じゃなかった」と話し「応援してくださる方に“ありがとう”を伝えたい」と作品への思い入れを語った。
同作の感想について報道陣から「“変なヤツ”なんですね」と言われた上地は「俺、全部変なんです」と開き直り、“フォトエッセイ”なのに文章の方が量が多いとの指摘には「フォトエッセイって言葉は今回初めて聞きました」とおバカ発言を連発。さらに、同作の出来栄えについては「点数つけられない。これ以上出来ませんって感じです」と明かし「俺の脳みそではこれが精一杯!」と満足しきった様子。また、お笑いコンビ・麒麟の田村裕の著書『ホームレス中学生』のように映画化される可能性については「(映画化する気持ちは)全然ない! オファーが来たら嬉しいですけどね」とかわしてみせた。
なお、この日は約3万5千人もの応募から抽選で選ばれた1000人が握手会に参加し、会場は大歓声に包まれていた。
(8月3日配信 オリコン)
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