「羊水が腐る」とラジオで発言し、活動を自粛している歌手の倖田來未(25)が、ファンクラブメンバーに直筆の謝罪文を送付したことが7日、分かった。倖田は「今はただただ、深い後悔とお詫びの気持ちで一日一日を過ごしています」と心境を告白。活動自粛し、次に自らファンにアプローチすることで復帰へ足場を固めている。4月12日(静岡・袋井市のエコパアリーナ)にスタートする全国ツアーでの復帰は確実なようだ。
倖田はこの日までに、昨年11月に発足したオフィシャルファンクラブ「倖田組」会員へ、約40ページの会報第1号とともに、謝罪文を送付した。ワープロで打たれたスタッフの文章の下に、直筆で「ご不快になられた皆様や、多大なるご迷惑、ご心配をおかけ致しました皆様に心からお詫び申し上げます」と反省の弁。「作品に込めていた想いと、今回のことが矛盾していると思われた方もいらっしゃると思います」とつづった。
ファンからの手紙やメールを一通一通読んでいることを明かし「厳しくも温かいお言葉をかけてくださっている皆様に、本当に申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいです」としている。
1月末にニッポン放送の番組で「35歳を過ぎると羊水が腐ってくる」と失言し、2月1日にホームページで謝罪。アルバム「Kingdom」PR活動の自粛を発表したが、インターネットなどで批判の声がおさまらず、同7日にフジテレビのニュース番組で再謝罪した。以降、全く表舞台に出ていない。
関係者によると、テレビでの謝罪以降、批判の声もおさまり、逆に励ましの声も増えているという。直筆謝罪文でファンに対する“けじめ”をつけたことで、復帰に向けて活動を再開させそう。公私ともに親しい歌手・和田アキ子(57)には電話で「4月のツアーでの復帰は早すぎると思う」と本音を漏らしているが、すでにチケットが発売されている全国ツアーでの復帰が確実。4月12日のエコパアリーナでの初日公演が復活の舞台になりそうだ。
(3月8日配信 スポーツ報知)
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