「NEWS」と「関ジャニ∞」の元メンバーで、未成年だった05年の飲酒騒動で一時謹慎していた内博貴(22)が約3年半ぶりにライブ復帰する。来月20、21日に横浜アリーナで、来年1月3、4日には大阪城ホールで初のソロ公演を行う。所属事務所のジャニー喜多川社長は「内容次第で、ソロかグループか今後の活動方向を決めたい」と話しており、内にとって“試金石”のステージとなる。
内にとっては、05年5月5日のNEWS公演以来、1325日ぶりのライブ復帰となる。
本格デビュー前の「関西ジャニーズJr」時代は、関ジャニ∞の前身だったバンド「5・WEST(ファイブ・ウエスト)」でボーカルを務めており、歌への思い入れは強い。「(謹慎から復帰後の)ドラマ出演もうれしかったけど、スタートが歌だったので歌をずっとやりたかった。チャンスをいただけて本当に感謝してます」と喜んでいる。
謹慎中も歌のトレーニングは続けた。ギターを購入し、作詞、作曲を始め、週1回のペースで友人と自宅近くの駅前でストリートライブも行っていたということもあり、12月からの公演も「ブランクは感じない。不安より期待の方が大きい」と言い切る。NEWSや関ジャニ∞の作品に加え、自身の持ち歌も披露する予定だ。
喜多川社長は「3年半謹慎したが、(内の復帰作となった少年隊主演の舞台)プレゾンでは、ボーカルの技量は全く衰えてなかった。ぼちぼち自分の道を行かせなければ」と、チャンスを与えた理由を説明。ファンからもライブを望む声が多く寄せられていたという。公演にはテストの側面もあり「ソロ公演でどこまでやれるのか。結果を見て、ソロで行くのかグループで行くのか今後の活動方向を考えたい」としている。新ユニット結成の選択肢もあるようだ。
これについて、内は「目の前のことにぶつかるだけで、結果は後からついてくる。ファンの方と会うのは久しぶりだし、本当に幸せ」と意欲満々。「どん底だった」という3年半の思いをぶつける方針だ。
(11月15日配信 スポーツニッポン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081115-00000046-spn-ent
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