芸能活動を再開した元「モーニング娘。」の加護亜依(20)が16日、香港映画「功夫廚神」(カンフーチュウシェン)の撮影で香港へ出発前に成田空港で会見した。未成年時に2度の喫煙が発覚し、昨年3月に所属事務所を解雇。06年2月のイベント出演以来2年3か月ぶり公の場となる。「こういうの(会見)は3年ぶりかな。カメラがいっぱい」と驚きながら、「緊張してるけど、行くべし! 頑張ってきます」と宣言。既に、年内には初主演映画の撮影も決まっているという。
グレーのワンピース姿で登場した加護ちゃんは、アイドル時代よりシャープになっていた。「16キロくらいやせました。豆腐ばかり食べてましたね」と、ダイエットに成功したことを明かした。
所属事務所を解雇されてから1年。身軽になり、ようやくめぐってきたのは「燃えよデブゴン」でおなじみのサモ・ハン・キンポー(58)主演のアクション映画。おてんばなトラブル・メーカー役で「サモ・ハン・キンポーさんに『デブ』とか言っちゃうんです」と笑った。女優としての一歩を踏み出すため、今後は中国・広州で約1か月のロケに挑む。
解雇されたショックで、何度かリストカットに走った。今も自殺未遂の傷跡が残っているという。「人間として最悪なことをした。もうやらないと決めた」と誓った。たばこはもう吸っていない。
モー娘時代のDVDを見て、自分を励ました。勇気づけてくれた曲は「I WISH」。吉澤ひとみ(23)らかつてのメンバーとも連絡を取り合っている。「W(ダブルユー)」を組んでいた辻希美(20)に対しては「ノンとは12歳から一緒だった。会ってみたい」と再会を熱望した。
2度目の喫煙騒動の際、交際が報じられた18歳年上の男性も「お付き合いというより、お兄ちゃんみたいな存在」(加護)として支えになっているという。
(5月17日配信 スポーツ報知)
PR