ここにきて、一気にブレークしそうな異色の歌手がいる。黒人演歌歌手のジェロ(26)だ。
ジェロといっても、初耳という人が多いはずだが、最近はテレビ、ラジオなどの音楽番組やバラエティー番組に出まくっている。写真を見れば「あの坊やか」とわかるのではないか。
ジェロが注目されたのは、デビュー曲「海雪」がネットで先行配信され爆発的な人気になったことがキッカケ。その勢いのまま、20日には「海雪」がリリースされて渋谷のHMVでイベントが行われた。
「来週のオリコン調査では確実にランクインするでしょう。黒人歌手とは思えない流暢な日本語で歌い、スピリッツもパッションも感じられる。その話題性に注目した『紅白』が目をつけて、すでに当確という情報もある。今は一昨年のクラシックの秋川雅史や昨年の性同一性障害の中村中と同じ“異色枠”での出場を視野に入れているようです」(事情通)
ジェロは米ピッツバーグ出身で、ピッツバーグ大卒業。祖母が日本人で子供の頃から演歌を聴いて育った。03年に来日し、システムエンジニアをしながら演歌を学んだという。
ステージではキャップとシャツのヒップホップ風のいでたちなのも話題になっていて、「ミュージックフェア」(フジテレビ)などの出演も決定し、これからが本格的な露出ラッシュである。演歌界の期待の星か。
(2月24日配信 ゲンダイネット)
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