国際派になって露出度アップ!? このところ映画出演が目立っている女優、木村佳乃(32)がオトナの色気を増している。会見のたびに肌を大胆に露出したドレスで登場して、フラッシュを独占。女優としてステップアップの正念場だ。
「見せ場は私」とばかりに連日、セクシードレスを披露したのは、都内で開催中の東京国際映画祭。特別招待出品された最新出演作「ブラインドネス」(フェルナンド・メイレレス監督、11月22日公開)で、19日の舞台あいさつには横チチもあらわな上半身丸出しのロングドレスで登場。
続いて、20日に行われた主演女優、ジュリアン・ムーア初来日会見では、左肩をすっぽり出した黒のミニスカドレスにチェンジ。
47歳になっても美脚が衰えないジュリアンと並んで、内心は女優としての対抗心むき出しか。壇上では、ジュリアンと笑顔で話し込み、得意の英会話でコミュニケーションもバッチリだった。
もちろん女優として大事なのは作品のデキ。カナダ・ブラジル・日本合作映画の「ブラインドネス」は、謎の伝染病で人々が相次ぎ失明する近未来SF。木村は最初に失明する男(伊勢谷友介)の妻で自分も感染する女性を熱演している。
2人は他の感染者とともに、政府によって収容所に隔離されるのだが、このあとのシーンがエグいのだ。
「秩序が失われ食料も不足する中で、女たちが食料の代償となる。ジュリアンはじめ女優のほぼ全員が極限の演技を余儀なくされる中、木村もギリギリの過激演技に挑んでいる」(ベテラン映画評論家)。
ハードな演技をこなした木村は「女性として、女優としてこの素晴らしい作品に出合えて光栄」と自信をのぞかせる。
2年前の「寝ずの番」では下着を脱いで男の顔にまたがり、「さくらん」ではバックから責められる官能シーンを演じた。
「ブラインドネス」は今年5月のカンヌ国際映画祭オープニング作品にもなっていて、この時の木村は豪華な着物姿でレッドカーペットを歩き、外国メディアにアピールした。9月20日に公開されたホラー映画「おろち」でも主演。“艶技”こそないが、欧米で高い人気のジャパニーズ・ホラーだけにすでにカンヌのマーケットで上映済みだ。海外公開される可能性も高まっている。
この先の脱ぎっぷりにも注目か。
(10月21日配信 夕刊フジ)
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