人気アイドル、新垣結衣(19)がフジテレビ系ドラマ「ハチワンダイバー」(5月3日スタート、土曜後11・10)の主題歌を担当することが28日、分かった。軽快なロック「Make my day」で、彼女の初シングルとして7月16日に発売される。ジャケットのデザインも手掛けた新垣はこの日、都内のスタジオで同曲をレコーディング。「リズム感に気をつけて頑張りました」と笑顔を見せた。
ローリングストーンズをほうふつさせる気だるいギターリフに乗せ、ガッキーのキュートな歌声が響き渡る。新垣は、オーバーオールにスリッパを履いたラフな格好でマイクの前に立っていた。
「力が抜けたふわっとした曲で、メロディーも歌い方も今までにないタイプの曲。リズム感に気をつけて歌っています」
昨年12月発売のデビューアルバム「そら」にはなかったロック調。同アルバムが主演映画の挿入歌として制作されたのに対し、「Make-」は本人が一切出演しないドラマの主題歌。つまり、歌手としてオファーを受けシングルを発売する。
「ハチワンダイバー」の東康之プロデューサーは「負け組の青年が激しいバトルを繰り返しながら、次第に人生を逆転していく物語。そこで、主人公たちを癒やす『天使の歌声』が必要と考えました。今ノリにノっている新垣さんに、なんとか癒やしとパワーを送ってもらいたいと思い、依頼しました」と説明する。
レコーディングは今月初旬からスタート。女優業は“小休止”しているため、今年初の大きな仕事になる。昨年は、ドラマに映画に歌手に大忙しで「自分が何をやっているか確認する余裕がなかった」が、「今は時間をかけてじっくりとやれています」。私生活でもゆとりが生まれ、「自炊をするようになって、料理のレパートリーが増えました。ボタンも自分でつけていますよ。家計簿もつけようと思っています」と明かしてくれた。
「夏は野外フェスを見に行きたい。たくさんのアーティストの歌を生で聴きたいです」と意欲的だが、紅白出場について水を向けると、「たくさん経験してからでいいです。オファーが来たら? 『考えさせて』って言いたい。昨年、審査員席で見させてもらって、すごい緊張感があったし、圧倒されたので…」と下を向いた。
ただ、ガッキー人気は衰えを知らないだけに、大みそかは本人の意に反して、NHKホールに立つ彼女がいそう!?
(4月29日配信 サンケイスポーツ)
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