放送開始から30年、タイムボカンシリーズ最高の人気を誇った伝説のアニメ『ヤッターマン』実写映画化の製作発表会が27日(木)、東京ビッグサイトで開催されている「東京国際アニメフェア2008」会場内特設ステージで行われ、主演でヤッターマン1号を演じる櫻井翔を先頭に福田沙紀、深田恭子、三池崇史監督らが登壇した。
会見で報道陣だけでなく、共演するキャストからの注目を一身に浴びたのは、ドロンジョを演じる深田恭子。これまでのイメージを覆すブロンド・ヘアで登場し、「最初の衣装合わせのときはすごく恥ずかしかったけれど、段々と着心地が良くなって、今では心が引き締まります」と語った。
深田演じるドロンジョの子分・ボヤッキーを演じる生瀬勝久は、「目のやり場に困るくらい、とにかく深田さんの衣装がすごくセクシーなんです」と語れば、三池監督は「僕たちも写真撮影は禁止で、ただ見るだけ。どれだけセクシーなドロンジョになるかは、完成を待ってください」と含みを持たせた。
また、もしも願いごとがかなうなら? と質問に、三池監督は「立派な映画を撮って、これまで1度も誘われたことのない日本映画監督協会に入れてもらえるようになりたい」と笑いを誘いながらも、「きっと来年の春には、ハリウッド版『ドラゴンボール』も公開されると思う。でも、楽勝です」と自信のほどを示した。
また櫻井の「これまで日本の素晴らしいアニメが海外で映画化されるケースが多かった。これからは、日本人である僕らがきちんと作り上げて海外に乗り込んで行きたい」と、決意にみなぎるコメントに会場からは拍手が沸き起こった。
本作は今月クランク・インしており、5月にクランク・アップ予定。現在、5分の1を撮り終えた状態だという。公開は、2009年春に全国一斉ロードショー。
(3月27日配信 VARIETY)
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