ランキング情報を扱うオリコンは18日(火)、『第40回オリコン年間ランキング2007』(集計期間:06/12/25付~07/12/17付)表彰13部門を発表した。シングルセールス部門の作品別売上枚数ランキング年間1位は秋川雅史の「千の風になって」(111.5万枚)、同アルバム1位はMr.Childrenの『HOME』(118.1万枚)、同ミュージックDVDはKAT-TUNの『Live of KAT-TUN“Real Face”』(24.1万枚)がそれぞれ年間1位を獲得した。秋川は同日、都内で行われた同表彰式に出席し「私も“40歳”で節目の年に栄えある賞を頂いて嬉しい」と笑顔でコメント。今回で初の年間ランキング受賞、さらに“クラシック系アーティストとしては史上初となる年間シングルシングルランキング1位”獲得に「(今後も)クラシックのテノールの魅力を伝えられたらと思う」と語った。
『第40回オリコン年間ランキング2007特集』
秋川は作品別売上枚数のほか作品別売上金額(11.2億円)でも1位を獲得し、シングル2冠を達成。ポップス以外での年間1位は瀬川瑛子の「命くれない」以来20年ぶりで、男性アーティストでは大川栄策の「さざんかの宿」以来24年ぶり。さらに集計対象期間前に発売された楽曲による年間1位も瀬川瑛子の同曲以来で、初登場週の売上枚数が1000枚以下の楽曲による年間1位はこれが史上初めて。
秋川はこれらの快挙に「(去年の)紅白が明けてから、物凄い風にのまれた感じ。“風”といっても嵐のようで、とにかく1年が早かった」と今年を振り返り、「この曲は歌手生命が続く限り、自分の中での“究極の「千の風」”を求めたい。あと1、2年はこの風に乗って、慌しいスケジュールをこなしたい」と来年以降の更なる飛躍を誓った。
(12月18日配信 オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000007-oric-ent
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