“おバカキャラ”でブレーク中のタレント、スザンヌさんが15日、所属するオタクアイドルユニット「中野腐女子シスターズ」のライブに参加し、同ユニットの“卒業”を報告した。スザンヌさんは「腐女子シスターズに入って、ファンとのふれ合いも初めてでした。いつかまた絶対帰ってきます」とあいさつ。アンコールでKiroroの「ベストフレンズ」を歌ったが、涙で言葉が詰まり、メンバーの助けを借りる感動の場面もあった。
「中野腐女子シスターズ」は、お笑い芸人のはなわさんのプロデュースで06年8月に結成。200着以上のコスプレ衣装を自作した乾曜子さんをリーダーに、アニメやゲームサイトなどで連載を持つ喜屋武ちあきさん、グラドルの京本有加さんと浦えりかさん、モデルで現役女子高生の虎南有香さんがメンバーで、スザンヌさんは「健康オタク」として参加。その後、クイズ「ヘキサゴン」の珍回答などで一躍人気となり、ユニットとして活動が難しくなったことから、“卒業”を決断。2月29日、同ユニットのインターネット番組で発表した。
ライブでは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」やオリジナル曲「GO! FIGHT! 腐女子シスターズ」など披露。乾さんが「卒業しても気持ちは一つだから」と花束を手渡し、喜屋武さんが「スザンヌはいつもニコニコして、みんなを明るくしてくれた。卒業は寂しいけど、最後は涙でなくて、笑顔で送り出してあげたい」とエールを送った。スザンヌさんは「シスターズに入ってから、アニメやゲームが好きになって、マンガ喫茶デビューもできた」と振り返っていた。
(3月15日配信 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080315-00000015-maiall-ent
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