プロ野球・ソフトバンクの王貞治監督の次女で、スポーツキャスターの理恵さん(37)が25日、会見を開き、横綱朝青龍の担当医の本田昌毅医師(37)との結婚について、「無期延期する」ことを明らかにした。
2人は、理恵さんの誕生日となる今年3月7日に、都内のレストランを別々のグループで訪れていたが、隣同士の席になり意気投合。その後、交際が深まり、来年1月1日に結婚届を出す予定で、今月10日には王監督と3人でハワイへ「婚前旅行」していた。
会見で理恵さんは、ハワイから帰途、2人の結婚を報じた週刊誌を読んで、思い直したという。理由は「あまりにも決めるのが早かった。食事の好みなどの小さなことで違いが積み重なって、もう一度新たな気持ちで相手を見たかった」と説明。本田医師には帰国後に電話で「考え直したい」と伝え、本田医師は驚いていたが、「わかった」と延期を受け入れたという。その後、本田医師が沖縄に行ってしまっているので、直接会って話してはいないが、会見については「1人にしちゃって申し訳ない。頑張って」と応援してくれたという。
理恵さんは「婚約解消なのか」という質問に、「白紙とまでは思っていない。結婚に向けて努力したい」と答え、「まだ大きなケンカをしたことがない。もっと思っていることをバンバン言い合って、何を言っても大丈夫な土台を築きたい」と結婚には前向きな姿勢を示した。本田医師は「自分のことよりも周りの人を大事にする人」と認めており、「お互い頑張りましょう」とエールを送った。父の王監督には「2人で話し合ったのか」と聞かれ、「2人で決めたことだったら、何も言うことはない」と認めたという。理恵さんは「父は私が1人でいることを一番心配してくれている。本田さんを紹介した時もすごく喜んでくれて、これで父を安心させられると思ったのに……」と寂しそうに語った。
(12月25日配信 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071225-00000007-maiall-ent
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