最新シングル『キセキ』が発売前に着うた(R)で100万ダウンロードを突破。5月28日にCDシングルとしてリリースされるやいなやオリコン初登場1位と、快進撃が続くGReeeeN。そんな彼らのセカンドアルバム『あっ、ども。おひさしぶりです。』がいよいよリリースとなった。今回は、学業と仕事の両立で多忙な日々を送るメンバーに変わって、彼らとかかわりの深いスタッフに、ニューアルバムとその限定盤に付属のDVDに収録されているミュージックビデオの制作エピソード、またメンバーたちの人物像について聞きました。
平日は勉強と実習があるからレコーディングは土日
●宣伝担当:稲村新山(NAYUTAWAVE RECORDS プロダクトマネジメント部)
「ファーストアルバム『あっ、ども。はじめまして。』で作ることのできたGReeeeNの色というものがさらにグレードアップしたと思いますね。それぞれの曲の強さが際立っています。メンバーは、平日は大学での勉強と実習があるので、レコーディングは土日に。なかでも『キセキ』は卒業のころの制作だったので、卒業旅行に行けなかったメンバーもいました」
アーティストが表に出ないぶん、かえってミュージックビデオの自由度が高いという稲村さん。そのアイデアやコンセプトにはメンバーもかかわっているそう。
「全体のイメージやキーワードをメンバーに出してもらって、具体化していきます。卒業シーズンにリリースされた『旅立ち』は、メンバーの持っていたイメージからいろいろな旅立ちのストーリー、日常にあるシーンを表現しています。また、テリー伊藤さんが監督したことで話題になった『愛唄』は、どなたに作っていただくかということからスタートして、“ラブソング”“ファンタジー”、そして青春ぽい“青さ”と、男の子が女の子に向かうけれども“たどり着かない”感じを。そのために使ったのが砂浜のシーンに登場する分厚い強化ガラス。砂浜を深く掘ってガラスを自立させてます。この日は風が強くて撮影が大変でしたね」
メンバーの思いが込められたロゴマークの秘密
●制作担当:山崎吉史(NAYUTAWAVE RECORDS 山崎クリエイティブルーム)
GReeeeNには、アーティストとして長く愛されてほしいという。
「捨て曲なし! のアルバムです。アルバム曲はシングルとしてリリースされなかったというだけで、どれもメンバーの愛情といろいろな要素がいっぱいの、それをいちばんいい形に仕上げたナンバーばかり。メンバー全員、ミュージシャン的でありながらリスナーとしてのスタンスも持っているので、曲順にもこだわりを持って試行錯誤しながら全員でベストな形を選んでいます」
そのアルバムの制作は、発売の約1年前、2007年の5月からスタート。
「夏休み中は国家試験に向けての勉強期間だったので、制作はそのほかの連休などまとまった時間が取れるときに行いました。ドラマ主題歌として書き下ろした『キセキ』は国家試験終了翌日から始めていましたね。“軌跡”と“奇跡”のダブルミーニングを冠したこの曲は、複数のカップルの物語が進行するミュージックビデオにも注目してもらいたいです」
また、おなじみのロゴマークに込められたメンバーの思いについて聞くと……。
「最初は社内でも、枝豆とかエンドウ豆と思っていた人がいて(笑)。今では、メンバーが歯学部出身・在籍だから歯をイメージしたものだと思っている方、“e”の数はメンバーの人数ということを知っている方も多いと思うんですが、このロゴは実は“smile(スマイル)”を表現しているんです。GReeeeNは“smieを届けられる存在”でありたい。歌うとき、笑顔になるときには歯が見えるでしょう? その“歯”をロゴマークにしているんです。このことを知っている人は、まだあまりいないんじゃないかと思います」
(6月25日配信 Yahoo!ミュージックマガジン)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/new_release/?1214362594
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