13日からの大相撲初場所(東京・両国国技館)を前に、横綱審議委員のけいこ総見が8日、国技館で行われ、3連覇を狙う白鵬と、謹慎などの処分が明けて3場所ぶりに復帰する朝青龍の両横綱が気迫のこもった激突を見せた。
初めの3番は鋭い立ち合いを見せた朝青龍が圧勝。朝青龍と安馬の1番を挟み、次の対決は突き合いの末に白鵬が意地を見せた。7番取って朝青龍の5勝2敗。2人の激しい相撲に、委員や報道陣からどよめきが起こる場面もあった。
白鵬は「やっぱり強かった。(2場所休場の)影響はないと思う」。朝青龍は「よかったと思う。数は少ないけど、いい相撲が取れた」と余裕の表情。番数は少なかったが、初場所に懸ける両横綱の意気込みが表れていた。
(1月8日配信 時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000055-jij-spo
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