◆大阪国際女子マラソン(27日、長居陸上競技場発着) 北京五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは27日、長居陸上競技場発着で行われ、35キロ手前で先頭に立ったM・ヤマウチ(34)=英国=が2時間25分09秒で初優勝した。
マラソン初挑戦で五輪代表を狙ったハーフマラソン日本記録保持者の福士加代子(25)=ワコール=は、一時は後続に約2分の差をつけ独走したが、30キロ付近から急激にペースダウン。35キロ手前で一気に後続に飲み込まれた。残り500メートルからは足がけいれんし、4度も転倒しながらなんとか19位でゴールした。
森本友(24)=天満屋=が2時間25分35秒で2位となったのが、日本人最高成績だった。
優勝候補の一角、加納由理(29)=セカンドウィンドAC=は18キロ過ぎにリタイア。前回覇者の原裕美子(26)=京セラ=は体調不良で欠場した。
北京五輪の女子マラソン代表枠は3枠で、すでに昨夏の大阪世界陸上で3位に入った土佐礼子(三井住友海上)が内定。昨秋の東京国際女子マラソンを圧勝したアテネ五輪金メダリストの野口みずき(シスメックス)も、代表入りが濃厚となっている。
(1月27日配信 スポーツ報知)
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