ゴルフ・ローカル大会のパール・オープン第1日、石川はパットに苦しみ、首位に6打差の35位と出遅れた。「4バーディーのノルマ」こそ果たしたが、残り数メートルのパターの距離感が合わず4ボギーでイーブンパー。前半の13番パー3では1メートルのバーディーパットがカップに蹴られ、パターを叩いて悔しがった。「何でいいパットをできないか自分に怒っていた」。イライラを抱えながらの18ホールとなった。
「ラインを読むのに困っている。最後までできなかった」と第2日以降への課題を口にした。フックと思える傾斜でも芝目によっては逆にスライスする場所もある。今季2試合目でまだショットの練習に時間を割いている事情もあるが、小技は不安定。ドライバーなどはまずまずの弾道を見せているだけに、小技が上位進出のカギとなる。
中学3年で出場した前回大会は13位。プロとして臨む今回は当然、優勝争いが目標。ホールアウト後は約2時間半の居残り練習で翌日に備えた。「もったいないボギーをなくせば、アンダーパーを出せる。4バーディーでノーボギーなら68。それ以下で回れるように全力を尽くしたい」と最後は気持ちを切り替えていた。
(2月10日配信 スポーツニッポン)
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