フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は15日、トリノ冬季五輪会場のパラベラ競技場で行われ、男子ショートプログラム(SP)で首位に立った高橋大輔(関大)は合計238.94点の2位にとどまり、日本男子のGPファイナル初制覇はならなかった。
今季のGPシリーズで2勝を挙げた高橋は、この日のフリーで4回転ジャンプを成功させるなどしたが、ステファン・ランビエル(スイス)に逆転を許して0.16点差の2位だった。
日本スケート連盟はファイナル最上位メダリストを、26日からの全日本選手権(大阪なみはやドーム)に出場することを条件に世界選手権(来年3月・イエーテボリ=スウェーデン)代表に推薦することにしており、高橋は4度目の代表を事実上決めた。
アイスダンスはオクサナ・ドムニナ、マキシム・シャバリン組(ロシア)がオリジナルダンス3位からフリーで逆転し、合計165.57点で初優勝した。
(12月16日配信 共同通信)
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