フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯は第3日の1日、仙台市体育館で女子のフリーと男子のショートプログラム(SP)などが行われた。注目の女子フリーは、GPファイナル(14~15日、イタリア・トリノ)進出をかけてSP2位の安藤美姫(トヨタ自動車)、首位のカロリナ・コストナー(イタリア)らが出場。安藤は、最初の3回転ジャンプで転倒すると、その後のジャンプでも失敗が続き、145.81と予想外の得点で4位となり、GPファイナル出場を逃した。優勝はコストナーで、2位にはサラ・マイアー(スイス)が入り、SP5位の武田奈也(早大)が3位に入った。SP11位の浅田舞(中京大)は体調不良で欠場した。
一方、男子のショートプログラム(SP)は、世界選手権2位の高橋大輔(関大)が77.89点で2位につけた。同4位のトマシュ・ベルネル(チェコ)が78.15点で首位に立ち、南里康晴(中村学園大)は67.55点で4位、中庭健介(パピオク)は63.70点で7位だった。
(12月1日配信 毎日新聞)
また、アイスダンスのフリーはオリジナルダンス(OD)まで10位のキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)がフリーで7位に入り、計143.85点で総合8位に上がった。ODまで首位のイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー組(フランス)が計197.54点で逃げ切り、フランス杯に続きGPシリーズ今季2勝目を挙げた。
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