11月27日から予約受け付けが始まったJ.K.ローリングのファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ最新刊で完結編とされる「ハリー・ポッターと死の秘宝」日本語版(松岡佑子訳、上下巻3800円)が、オンライン書店などで既に1万部を超える注文があり、前作を超えるベストセラーの可能性があることが明らかになった。
「ハリー・ポッター」シリーズは97年、英国で「ハリー・ポッターと賢者の石」が発売され、大ヒットを記録。映画化もされ、世界各国のベストセラー記録を塗り替える名作となった。「死の秘宝」はシリーズ7作目で、著者自身がシリーズ開始以来、「7巻で完結」と明言している。英語版は7月に発売され、米国では発売から24時間で830万部を販売、英国内でも270万部を売り上げ、シリーズ最高の売り上げを記録しているという。
オンライン書店大手のアマゾンによると、「死の秘宝」の注文は受け付け開始から5日間で1万部を突破。6作目の「謎のプリンス」と比べ、同期間で倍以上の反響で、同時期に発売した「ミシュランガイド東京2008」を抑え、2週間連続で1位になっている。また、「楽天ブックス」でも1位を維持しており、広報担当者は、「これまでのハリーポッターシリーズと比べ2倍以上の売れ行き。08年最大の目玉商品になる」と語った。同書は、08年7月23日の発売予定。
(12月12日配信 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071212-00000010-maiall-soci
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