タレントの諸星和己が6日(木)、東京・渋谷のマッスルシアターで行われた『マッスルミュージカルGW公演 Voyage~旅立ち~』の制作記者会見に出席。これまで頑なにローラースケートを履くことを拒んできた諸星だったが、この日は、光GENJI時代の“カーくん”を彷彿とさせる華麗なスケーティングを披露。分裂騒動に揺れる『マッスル~』への本格参戦に向け「僕のスケーティングでパッションとパワーを与えたい」と、“本家”の救世主として堂々と意気込みを語った。
『マッスル~』は己の肉体を楽器に変え、体全体のあらゆる筋肉を叩きつけ音を奏でる壮絶なパフォーマンスが話題の人気ミュージカル。コシノジュンコがデザインを手掛けた巨大フレアスカートを身に付けた諸星は、お得意のローラースケートで舞台上を縦横無尽に駆け抜け、「この格好でモンスターボックス(巨大跳び箱)も飛ぶ予定です。10段は飛びますよ」と初出演となる同公演に自信をみなぎらせた。
現在37歳の諸星だが、まだまだ体のキレは“ガラスの十代”のままだ。「本格的に(ローラースケートを)履いたのは(光GENJIの)解散以来だから12、3年ぶりかな。今までは履くことに抵抗があったんだけど、NYで子供たちに教えたときに考え方が変わった」と心境の変化を明かし、「自分の持ってる財産は隠す必要はないんだなって…僕のスケーティングでパッションとパワーを与えたいですね」と瞳を輝かせた。
先日、方向性の違いなどから、初演から舞台演出を手掛けていた中村龍史氏率いる新団体『中村JAPAN ドラマティックカンパニー』が旗揚げされるなど、“分裂劇”に見舞われていた『マッスル~』だったが、諸星の参戦で“新生マッスル”として新たな一歩を踏み出す。
『マッスルミュージカルGW公演 Voyage~旅立ち~』は4月29日(火)~6月8日(日)まで、東京・渋谷のマッスルシアターで公演される。
(3月6日配信 オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000000-oric-ent
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