女優の永作博美が13日(木)、都内で行われた『第17回日本映画批評家大賞授賞式』で助演女優賞を受賞した。『報知映画賞』『キネマ旬報ベストテン』『ヨコハマ映画祭』『ブルーリボン賞』に続き5冠に輝いた永作は「公開された作品が、賞という形で戻ってくるのは嬉しいし、不思議です」とあどけなさと大人っぽさの同居する“小悪魔”的な魅力一杯の笑顔をみせた。
受賞の対象作品となった映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で、度を越したお人よしの嫁役をコミカルに演じた永作は「体当たりで楽しく演じることが出来ました。試行錯誤した現場を思い出しました」とニッコリ。さらに「表現する身としては(受賞は)多くの方に観ていただいた結果だと思うので心より嬉しく思います」と受賞の喜びを語った。
永作は同作に続いて公開された映画『人のセックスを笑うな』で、デビュー18年目にして初の主演を演じ、さらにバラエティ番組『ロンドンハーツ』で“芸人20人が選ぶ好きな女性タレント”の1位に選ばれるなど、人気と注目度が急上昇。さらには俳優の松山ケンイチ、ユースケ・サンタマリアなどから“愛の告白”を受けるなど同業者にもたくさんのファンを持つ。集まった人々に「なるべく楽しく、皆で笑っていられるような感じで今後もいきたいですね」とさらなる活躍を誓った永作は、終始満面の笑みを振りまいていた。
その他、作品賞には佐々部清監督『夕凪の街 桜の国』、主演男優賞には小栗旬、主演女優賞には竹内結子、助演男優賞にはやべきょうすけ、もう1人の助演女優賞には高橋恵子らが選ばれた。
(3月13日配信 オリコン)
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