前代未聞の“口パクアイドル”が誕生した。フジテレビ系バラエティ番組『~ジョーデキ!POP COMPANY~ POP屋』(毎週月曜24:45~)内で結成された、人気グラビアアイドルの南明奈(アッキーナ)、秋山莉奈(オシリーナ)、小阪由佳(コサカーナ)の3人によるアイドルユニット・Peachy’sが、実際には歌わずに8月6日にシングル「My Baby Boy」でCDデビューする。このほどORICON STYLEの独占インタビューに応じた3人は「いいカタチでデビューできて嬉しい!」と揃って喜びを爆発させた。
日本アイドル史上でも類をみない口パクを“カミングアウト”してのデビューだが、当の本人たちはまったく意に介さず「正直、自分の歌声を聴いて『あ、ダメだ』って思ってました」(秋山)、「一応、声を出しながら練習したんですが、3人の歌声を聴いてガッカリしました。誰か一人でもお上手な方がいらっしゃればね・・・」(小阪)、「このカタチで良かったと思います」(南)と大歓迎モードだ。
すでにアイドルの登竜門である東京・池袋サンシャインシティ噴水広場でのお披露目イベントも終えた。ステージでのパフォーマンスを振り返っても「緊張したんですけど、歌があったらもっと緊張してたので歌うことに集中しなくていい分、口パクが逆に心強かった」(秋山)、「やっぱりアイドルといえば、かわいい衣装でかわいい振り付けで踊るっていう憧れがあったんで。でも、それには歌が付き物だから『絶対無理!』って思ってたのに夢が叶いました!」(南)、「私達自身よりも、イベントで口パクってことを告白したときに皆さんがとるリアクションが楽しみでした」(小阪)と大満足の様子。
アイドルグループとして道なき道を行くだけに、目標とするグループやライバルも存在しえない。秋山も「私達と同じことやってるコたちがいたら意識するけど、口パクでちゃっかりデビューしちゃったのって今んとこいないし」とあっけらかんで、南は「本当に歌ってないので、カラオケでも口パクしてくれれば」とマイペース。小阪も「踊りもかわいいので、理想は文化祭とかで皆さんがそれぞれを担当して盛り上がってくれれば嬉しい。口パクブームを起こしたい」と今後のブレイクに期待を込めていた。
Peachy’sの全貌やお披露目イベントの模様は今夜放送の『~ジョーデキ!POP COMPANY~ POP屋』で紹介。ミュージックビデオ及びオフショットを収録したDVD付のデビューシングル「My Baby Boy」は8月6日(水)発売。
(6月16日配信 オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000003-oric-ent
PR