2010年度NHK大河ドラマ『龍馬伝』の主役決定会見が6日(木)、都内で行われ、歌手で俳優の福山雅治が主人公・坂本龍馬役を演じることが発表された。会見に出席した同作プロデューサーの鈴木圭氏は「去年の暮れからラブコールを送っていた。ようやく素晴らしい返事を頂いた」と念願が叶った様子を報告。福山以外の候補者が報じられた件に関しては「一切浮気はしていない!」と福山にこだわり続けた経緯を明かした。
鈴木氏は、福山起用について「オリジナル作品となる龍馬のテーマは、“ネバーエンディング”な人。(福山は)まさにイメージピッタリの人だった。来年デビュー20周年で、常に新しいことにチャレンジしている方なので、この人だと思った」と経緯を告白。鈴木氏いわく「ご本人は剣術の練習をしたいと言っている。トレーニングが好きな方らしい。腕を太くしたほうがいいとも考えてくれてるみたい」と龍馬役に向けての肉体改造に、早くも前向きな様子が告げられた。
出演依頼を受けた当初の福山は「僕なんかでいいんですか?」と慎重に受け止めていたようで、現在は龍馬という人物像を探るために龍馬に関する本を読みあさっているようだ。本来ならば同会見に出席するはずだったが「キチンと龍馬のことを話せないので、話せるようになったら出席したい」という意向が鈴木氏より代弁された。
10月末に出演を承諾したという福山の背中を押す存在となったのは、ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)などの人気作を手掛け、今作の脚本も務める福田靖氏の存在だったようで、まさに“相思相愛”な関係が決め手となった。
09年はデビュー20周年ということで大々的な活動を行っていくという福山。所属事務所は音楽活動と大河出演の両方に打ち込める体制が整ったことを示唆しており、来年8月にクランクインを果たす福山のメモリアルイヤーの活動に俄然期待が高まる。
(11月7日配信 オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000015-oric-ent
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