NHKを今月いっぱいで退職し、フリーになることを明らかにしている堀尾正明アナウンサー(52)。気になるギャラは、どれぐらい倍増するのか。
「NHKではピンで張れる久しぶりの大物」
こう評価するのは芸能評論家の肥留間正明氏。
「スポーツもまじめバラエティーもソツなくこなせる。明朗なところに物事を柔らかくとらえる部分は民放向き」と続けるようにアテネ、トリノ両五輪や「ご近所の底力」「スタジオパークからこんにちは」、紅白歌合戦の総合司会などの経験も豊かだ。
本人は、今後について発表していないが「こういう場合は、行き先が決まってから辞めるケースが多い」(肥留間氏)。
水面下では民放各局が争奪戦を演じており「まだ北京五輪キャスターを発表していない民放でフリーとしてのデビューを飾る可能性もある」(ベテラン放送作家)。
民放やCMなどの出演料にくわしい代理店関係者にギャラを“査定”してもらった。「堀尾さんクラスの人気だと朝の番組なら1本100万円くらい。月曜から金曜の帯番組なら週に500万、年間2億4000万円くらいになるでしょう」
年収はNHK時代と比べ一挙に10倍以上か。
ちなみに好敵手とみられる司会者、みのもんた(63)の場合、CMやドラマ出演、歌手活動なども含め年収20億円はくだらないと言われている。
また「ニュースステーション」を成功に導いた久米宏(63)は全盛期に6億円。「報道ステーション」の古舘伊知郎(53)も「久米さんに近い収入を得ているのでは」(代理店関係者)というから、局アナがフリーランスになりたがるわけだ。
先の肥留間氏は「堀尾さんの場合、ギャラ目当てというより、個性的なキャラクターをNHKで生かすことに限界を感じたんでしょう。次に独立がうわさされるのは有働由美子さんあたり。フリーに転出して弾けてほしい」と妙なエールを送っている。(金額はいずれも推定)
(3月8日配信 夕刊フジ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080308-00000004-ykf-ent
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