CMにドラマ、映画主演と活動の幅を広げ、人気急上昇の「ガッキー」こと新垣結衣(19)が今月、デビューアルバム「そら」をリリースした。自身の主演映画の主題歌、挿入歌をしなやかに歌い上げており、発売後5日間で15万枚を突破、滑り出しは順調だ。ラジオのパーソナリティーやイベントもこなし、飛躍の1年を締めくくる。(草下健夫)
「そら」の発売日、事務所関係者と東京・渋谷のCDショップを訪れ、記念すべきデビューアルバムを見つけたという新垣。
「試聴しているお客さんがいた。でも、とてもコーナーに近寄れず、邦楽の売り場を一周して店を出てきました」
まだまだ違和感を抱くというが、うれしさは隠せない。
高校を卒業し、活動に本腰を入れた新垣にとって、今年は一大転機となった。8月には映画「恋するマドリ」(大九明子監督)で初主演を果たし、同時に主題歌「メモリーズ」で歌手デビュー。大ヒット中の主演映画「恋空」(今井夏木監督)でも挿入歌「heavenly days」を歌った。
「そら」はこの2曲に加え、つじあやの、クラムボンが提供した楽曲など計10曲を収録。「カラオケは好きだが、歌唱力に自信がなかった」というが、透明感のある柔らかい歌声は聴き応え十分。1年の成長が伺える1枚だ。
夏にはTBS系ドラマ「パパとムスメの7日間」で父親の人格になった娘を好演し、演技力の高さを見せつけた。
10日深夜にオンエアされたニッポン放送の看板番組「オールナイトニッポン」では、1日限りのスペシャルパーソナリティーに挑戦した。
「歴史ある番組だし、長時間のラジオ収録は初めて」と緊張を口にしていたが、スタジオでは、興味のあるものを「ガッキーミシュラン」として披露し、同じ沖縄出身のアナウンサー、垣花正と興奮気味にトークを弾ませた。21日には、「そら」の発売記念イベントを日本武道館で開催する。
来年は20歳。「目標はツアーライブか」と問われると「焦らないでください。自分に余裕ができれば…」とはにかんだ。
「車の免許を取って、温泉宿に行きたい」「何かを吸収する1年にしたい」。来年もモデル、女優、歌手と精力的にこなす年になりそうだ。
(12月15日配信 産経新聞)
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