スピリチュアルカウンセラーの江原啓之氏(43)が26日、自身の出演番組が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会から「倫理に反する」と指摘された件について初めて口を開いた。関西二期会が5月に上演するオペラ「セヴィリアの理髪師」でオペラデビューが決まった江原さんは、都内で行われた製作会見に出席。BPO問題については「事実関係を整理、分析中です」と話し、今後、番組を制作したフジテレビと話し合いを持つ考えがあることを明かした。
問題となった番組は昨年7月に放送された「FNS27時間テレビ『ハッピー筋斗雲』」。秋田県で美容院経営する女性を、本人に無断でカウンセリングし、亡くなった父親の言葉を女性に伝えていた。江原氏はBPOが意見を公表した21日以降、フジ側とは接触がないと説明。自身のHP上ではフジ側からきちんとした説明がなかったとして、番組制作の姿勢を批判するコメントを発表しているが、この日はすべて「整理中」と歯切れが悪かった。
(1月26日配信 スポーツ報知)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080126-00000174-sph-ent
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