歌舞伎俳優の中村獅童(35)と女優の竹内結子(27)の離婚が正式に成立することが27日、分かった。近く離婚届を提出する。関係者によると、すでに提出したとの情報もある。足掛け3年の離婚問題に決着がついたことで、2人は心機一転、それぞれ俳優としての道を歩むことになる。
今月24日に東京・銀座で開かれた世界的ブランド・ダンヒルのパーティーに招かれた獅童は、「何か報告は?」との報道陣の問い掛けに、「ごめんなさい、じゃあね」とだけ答えた。
しかし、2人に近い関係者によると、この時点で条件がクリアされ離婚問題はほぼ解決していたようだ。
獅童と竹内は、2004年公開の映画「いま、会いにゆきます」で夫婦役で共演したことがきっかけで交際。05年5月の結婚発表の際には、竹内が身ごもっていることも明かされ、6月には結婚届を出すスピードぶりだった。
同年11月に竹内は男児を出産したが、06年7月、獅童の酒気帯び運転をきっかけに浮気疑惑が浮上。9月には竹内が子供を連れて別居に踏み切った。以来、子供との面会をめぐる争いが続いていた。
男の子だったため、獅童が将来、歌舞伎俳優として跡を継がせたい意向があるとも伝えられたが、関係者によると、父親として子供に会いたい思いが強かっただけという。これに対し、竹内はかたくなに面会を拒否。双方の弁護士が離婚条件を話し合って、ようやく離婚が成立。子供は竹内が育て、獅童は独身に戻るが、現状の生活に大きな変化はなさそうだ。
獅童のマネジメントを手がけるエイベックスは、本紙の取材に「(離婚問題が)いい方向に向かっているのは事実」としながらも、「成立したということはない」とコメントするにとどまった。
(1月28日配信 中日スポーツ)
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