一部週刊誌で芸能界引退が報じられていた女優の高岡早紀(35)が、大手レコード会社「エイベックス」とマネジメント契約を結び、再出発することが23日、分かった。現在、契約に向けて調整を進めているようで、年明け早々にも正式決定する見込み。高岡は11月末ごろに前の所属事務所「東京シックスプロダクション」との契約を解除していた。
高岡は11月末ごろ、「東京-」との契約を解除。直後には一部週刊誌で「事実上の引退」と報じられたが、そこから一転、新天地で再出発することになった。
新天地となる「エイベックス」は浜崎あゆみ(29)や倖田來未(25)らが所属する大手レコード会社。同社は音楽事業を手掛けるほか、最近になって映画事業にも進出。歌手のほかにも俳優やタレントのマネジメントを精力的に行い、現在は歌舞伎俳優の中村獅童(35)、女優の小雪(31)らがマネジメント契約を結んでいる。
高岡が前事務所と契約解除するのと時期を同じくして、11月29日には前事務所の小口健二社長が急死(享年59歳)。事務所移籍には恩人の突然の訃報(ふほう)も影響しているようだ。
高岡は88年に芸能界デビューし、ドラマや映画などで活躍。96年に保阪尚希(40)と結婚。2人の子供をもうけたが04年に離婚。離婚時には歌手の布袋寅泰(45)との不倫が写真誌にキャッチされ、その後もさまざまな男性と話題になるなどプライベートの話題も豊富だが、94年には映画「忠臣蔵外伝 四谷怪談」で報知映画賞の主演女優賞を受賞したのをはじめ同年度の映画賞を総なめするなど、演技への評価は高い。
「エイベックス」は総製作費30億円が投じられて今年3月に公開された映画「蒼き狼~地果て海尽きるまで~」やアジア映画史上最高額の製作費7500万ドル(約90億円)を投じる映画「レッドクリフ(仮題)」(ジョン・ウー監督、08年公開)など大作映画の製作も手掛けており、願ってもない環境が整っている。
高岡は08年1月3日放送のNHK正月時代劇「雪之丞変化」(後9時)に出演する以外、今後の出演作は発表されていないが、今後、映画に出演する機会も増えていきそうだ。
(12月24日配信 スポーツ報知)
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