新人女優の木南晴夏(きなみ・はるか、23)が、映画「20世紀少年・第2章」(堤幸彦監督、来年1月31日公開)の鍵を握る女子高生、小泉響子役に大抜てきされたことが2日、分かった。
ひょんなことから世界滅亡計画をたくらむ“トモダチ”の謎に迫っていく小泉は、その天然的な性格などから、浦沢直樹氏の原作漫画で最も人気があるキャラクター。大ヒット公開中の第1章の最後にも、一瞬だけ姿が映っており、ファンの間では「あれは誰?」と早くも話題になっている。
製作サイドでは、第2章のヒロイン・カンナ(平愛梨)と同等に重要な人物としてキャスティングしていたところ、小泉と“うり2つ”の木南を知り、一目ぼれ。さらに演技を見て、監督や浦沢氏も「そっくり! すばらしい」と絶賛した。
映画2本目にして、3部構成で総製作費60億円をつぎ込む大作映画の大役に抜てきされた木南は「こんな顔に生まれて良かった」と大感激。主演の唐沢寿明(45)らベテラン俳優陣に囲まれ、「最初はさすがにちょっとビビリました」というが、「みなさん本当に気さくで、リラックスできています」と撮影を楽しんでいる。飛躍への大きな足がかりとなりそうだ。
(9月3日配信 サンケイスポーツ)
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