人気劇団「東京セレソンデラックス」を主宰するサタケミキオさん(37)が初監督した映画「同窓会」の完成披露試写会が3日、東京都内で開かれ、出演した永作博美さん(37)や鈴木砂羽さん(35)らが舞台あいさつをした。先月、歌舞伎俳優の中村獅童さん(35)との焼き肉デートを報じられた鈴木さんに報道陣から「(2人は)お付き合いしているということでよろしいですか?」と問いかけられ、無言だったが笑顔でうなずき、交際を肯定した。
映画は、30代半ばの映画プロデューサーの南(宅間孝行さん=サタケさん)が主人公。高校時代の初恋を実らせて結婚した妻・雪(永作さん)との間に子宝に恵まれず、離婚があっさり成立。そこから仕事も人生もうまくいかなくなり、故郷の長崎県島原市で初恋にときめいたころを思い出しながら、同窓会を開くことで人生最大の賭けに出るが……という人生のリセットをテーマにしたストーリー。「バベル」に出演した二階堂智さん(41)がヤンキーな同窓生役で出演している。
初監督したサタケさんの第一印象を聞かれた鈴木さんは「なんてさわやかなイケメーンだと思いました。(撮影に)期待が高まりましたけど、何を期待しているんでしょうね」と顔を赤らめていた。永作さんは「指示が的確で、はっきりと最終の画が見えているんだなと思いました」と絶賛。サタケ監督は「実際にはいっぱいいっぱいで、永作さんに愚痴ってました」と明かした。
酒好きの出演者が多く、島原ロケでは毎晩飲んでいたそうで、サタケ監督は「とくに僕の両脇(永作さんと鈴木さん)が強かった」と暴露。永作さんは「とにかく最後まで全員残っていましたね」と本当の同窓会のような仲のよい現場を振り返っていた。
(4月3日配信 毎日新聞)
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