19日に行われた大学入試センター試験の英語リスニングの最中、日本文理大(大分市)会場で受験生が持っていた携帯電話の着信メロディーが約30秒間鳴り続けたことが20日、分かった。同大は本人を除く同じ教室の受験生178人のうち、希望者から26日の再試験を受け付ける。大学入試センターによると、リスニング試験中の支障や監督者の指示ミスにより、全国7会場で計約1150人が再試験対象となった。
日本文理大によると、着信メロディーは試験開始から約5分後に鳴り出した。開始前に試験監督者が携帯の電源を切るよう指示したが、この受験生は宿泊先のホテルに置き忘れたと思っていたという。数十人の受験生から終了後、「気が散った」などの苦情が寄せられた。
このほか、日本女子大(東京都文京区)では、監督者が誤って30秒早く終了を宣言し、1教室35人が再試験対象となった。
(1月20日配信 時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080120-00000059-jij-soci
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