女優菊地凛子(27)が14日、都内で行われた映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(ウォン・カーウァイ監督、3月22日公開)のプレミア試写会にゲスト出演。カーウァイ監督に1メートルの巨大ブルーベリーパイを贈呈した。
2人の出会いは06年のカンヌ映画祭。菊地は出世作「バベル」で同映画祭に出席したが、審査員を務めていたカーウァイ監督を街中で見かけ、自分から声を掛けたという。「道ばたで声を掛けさせていただきましたが、やさしく温かく受け止めてくださいました」と懐かしそうに振り返った。カーウァイ監督は「『バベル』の演技は審査員一同、心を動かされました。その後のディスカッションが盛り上がったよ」と舞台裏を明かした。
カーウァイ監督は菊地と出会ったカンヌ映画祭終了後から「マイ-」を撮影を開始した。「2年でこの1本だけ。凛子はたくさんの作品で大活躍しているね。おめでとう」。菊地は尊敬する監督の祝福の言葉にうれしそうな笑顔を見せた。
(2月14日配信 日刊スポーツ)
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